人工知能(AI)の発達でロボットは人間の仕事を奪っていく!

★子どもたちの将来の仕事はいま存在しない?★
ある調査では将来的に人が関わるおよそ2000種類の仕事や業務において、30%はロボットへの代替が可能であることが明らかになりました。これを日本に照らしてみると、最大でなんと5割の業務が自動化できるとの予測が生まれています。人とロボットが仕事を奪い合う時代はもう目の前に来ているのです。
2011年8月のニューヨークタイムズに「2011年にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は大学卒業後、今は存在していない職業に就く」という衝撃的な記事が掲載されました。確かに、IT関係の職業などは親の世代が学生だったころには、存在していませんでした。社会の変化のスピードが速くなった今、生産年齢人口の急激な減少とグローバル化という激しい現実からも目を背けることはできません。2011年の調査からおよそ6年。その時の子どもたちも、もう中学生です。この間、どんなことを学び、経験してきたのでしょうか。来るべきAI時代への準備を進めてきている子たちがどのくらいいるのか、大変興味深いところです。

★仕事がロボットに置き換わる日★
近年の調査によると、自動車工場でエンジンを組み立てる労働者の場合、77ある業務の75%が自動化できるとされました。部品の組み立てや製品の箱詰めがそれです。自動化の流れは、困難と思われてきたホワイトカラーや事務系の職場にも押し寄せてきます。米通信大手のAT&Tは、顧客の注文の文書化やパスワードのリセット作業など約500種類の業務をソフトウェアロボットで自動化しています。ホワイトカラーの象徴といえる金融機関でも、事務職の60ある業務のうちファイル作成など65%が今後ロボットに置き換えられると言われています。米大手証券会社ゴールドマンサックスはトレーダーの人数を株式売買システムの自動化により、600人から数人にまで削減しました。
日本は金融・保険、官公庁の事務職や各種製造業において、他国よりもロボットに適した資料作成など、単純業務の割合が高いと言われています。そして、米国などに比べ、弁護士や官公庁事務職などで業務の自動化が遅れている面があるとの指摘もあります。米国の大手法律事務所では、膨大な資料の山から証拠を見つけ出す作業にAIを使う動きが急速に広がっています。
もはや時代のキーワードは「IT」から「AI」に変わりました。最近発表された「平均給与1000万円以上の上場企業ランキング」でAI技術で業界をリードしている産業用ロボットメーカーが初のベスト3にランクインしました。仕事はAIによって「奪われる」のではなく、「置き換わる」という認識が肝要です。ロボットの開発に伴い、なくなる仕事の傍らで、新たに創出される仕事がある、というのが前述した米国の新聞記事が伝えるところです。将来存在する多種多様な仕事の中に、AIのエッセンスは少なからず含まれていることでしょう。いかにAI技術を研究・活用し、ロボットを「操る側」になるかを子どもたちに指導・啓蒙していくことも、わたしたち大人の役割ではないでしょうか。

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